個性と共通性の両方を生かすには？
いつもお読みいただきありがとうございます。
このタイトルをみてどう思われましたか？
今は個性を大事にする「個人主義」の時代です。
自分を大事にするのはとても大事だと私も思います。
ですが、個性を生かすにも共通性（共通の土台）があるからこそなんです。
私たちは日本語を話しますし、話すときは
「お母さん、お腹減ったよーご飯食べたいよーお肉食べたいよー」
って子供は言いますよね。
もしお母さんが
「わかったよ。スーパー買いに肉をいくから 待ってて 今から」
って返されたら「？？？」ってなっちゃいますよね。
当たり前にコミュニケーションを取っているけれど、共通の土台が違えば
本当はとても交流が難しいんです。
コミュニケーションだけでなく、日常にはたくさんの共通性があります。
日常生活で言えば…
ベッドのサイズ、テレビの大きさ、コンセントの形、携帯の電波、トイレetc...
単位や規格もそうですよね。
逆にこれらのことが全部バラバラだったら。
コンセントの形がメーカーによってバラバラだったら。
海外に行くときのようにゾッとしなければいけない。
実は共通なことっていっぱいあるんだけれど、
共通のことは人間の脳が認識できないようになっているんです。
しかし、今は違いがたくさんありすぎて繋がれないようになっています。
心理学や脳科学が発達するにつれて、
「同じ人（同じ考え、感情、判断基準etc...）を持つ人は1人もいないんだ、
ということがみんなわかるようになりました。
（脳のクセについての動画がありますので、よければ見てください。）
同じであると安心する。
違うことは無意識に不安、恐怖がやってきます。
みんな、実は無意識に不安、恐怖があるんです。
なので、情報が普及するほど繋がれなくなっていく。
限界がたくさん見えてくる。
今からは、全く違うアプローチで
判断基準を共通性に持って行くことが必要です。
共通性があった上で、個性も活かせる。
それが本来のあり方であり、個性が最も花開く生き方になります。
今日もありがとうございました。
