『天気の子』を見て。
こんばんは。
平井健太です。
昨日、新海誠監督の『天気の子』を見てきました。
前作の『君の名は』が良すぎて、つい期待してしまう、という心を抑えながら。
以下私の感想です。
私の感想ですが、これは帆高君の物語だったな、と思います。
と同時に、雨は日に日に増えていく情報の雨だったなぁとも思いました。
どんな背景があったのかはわかりませんが、日常にマンネリした帆高の心。
この環境が悪いんだ!と
外の世界=東京に光を求めた帆高君は、晴れ女である陽菜(=天候を悟った人、変化を起こせる人)と出会う。
彼女ともに活動すると、一時的に晴れ=希望、喜びと出会うことができる。
しかし、「晴れてほしい」という彼の願いを聞いた陽菜が天の世界にいってしまう。
晴れという最高の環境を得たけれど、それは帆高の心を手放してしまったことになる。
何かを得るために何かの心を犠牲にする、その感覚。
一見すると天国だけど、それはお互いにとって地獄。
どれだけ環境がひどくても、どんな雨が降り続いたとしても
自分の心が晴れていれば、この世界は天国になる。
外の天気ではなく、自分がどう思うのか、
誰とどんな生き方をしたいのかが大事であることを悟る。
そんな物語だったんだな〜と思います。
ではでは、今日もお読みいただきありがとうございました。