n-tech (認識技術)と出会って迎えた8月
こんばんは。 いつもお読みいただきありがとうございます。
今日は、8月15日ですね。
8月15日といえば何をイメージしますか??
(内面にフォーカスし、私の主観で進む部分がおおいにあります。
気分が悪くなった方、ごめんなさい。)
歴史上で戦争はたくさんありますが、日本にとって特別な日。
そう、終戦記念日です。
そして、8月6日、9日は広島、長崎に原子爆弾が投下された日。
改めてお悔やみ申し上げます。
私の住んでいた地域(滋賀県甲賀市)では、特に空襲の被害もなく、
祖父や祖母も、戦争に直接関わることはなかったため、
戦争の話もあまりすることなく、学校で学んだ「日本が悪いことをした」
という論理を受け入れ、「原爆は当然の報いだ」ぐらいに思っていました。
しかし、n-tech (認識技術)と出会い、背景にある「観点」を知り、
当時のことを改めて学ぶ機会がもらえたことで、
日本が何をしようとしていたのか?を観ることができるようになりました。
そして、日本人として何をすべきか?
今の時代に何を投げかけるべきか?
を書いていきたいと思います。
日本全体でいえば、戦後のスタートであり、現在の私たちに最大の影響を与えた日です。
太平洋戦争ってなんだろう?という方へ。簡単に背景も含めて書いていきます。
太平洋戦争は、日本人にとって大きな試練になりました。
当時は戦争で勝った方が発言権を取れる時代。
日清戦争では中国、日露戦争でもロシアに勝ち、アジアで唯一欧米に肩を並べた日本。
最初はロシアを牽制したい各国の意思に沿って日本は大きくなりましたが、
その勢力があまりにも強くなり、欧米にとって、邪魔者になりました。
(人種差別や植民地、政治、経済あらゆる面で日本(アジア)が強くなると困るのが
当時の欧米。 なので、満州を返すか、石油をカットされるかの2択を迫られました。
当時は現在と違い世界中の観点は戦争で勝ったほうが正しい。
ルールを決められる時代でした。 (イデオロギーやそれぞれの国の状況は割愛します)
とにかく、満州を放棄したとしても、次は何の放棄を迫られるか。
どうなるかわからない状態でした。
じゃあ戦争をするしかない。
日露戦争のように短期決戦で早期の講和をすればいいのでは?
という状態で始まった戦争でした。
日本にとっては世界を相手に戦った初めての戦争で、
世界史上にない負け方をした戦争でもあります。
そして得られたのは、「日本の自信喪失」でした。
突如知らされた日本の敗戦。
「日本のいちばん長い日」でも見られたように、戦争続行は不可能と唱える海軍に対し、フランス、イギリスに勝った陸軍は「まだ負けてない。最後まで戦える。」
と自信と覚悟を持っていました。
それが、終戦と共に帰ってきたら街は焼け野原になり、家族はバラバラ、食料もない。
何かをしようにも何もない。
広島、長崎は原爆を落とされて壊滅的な被害を受けている。
そんな中、アメリカによる復興政策でテレビ(3S政策)等を中心とした欧米の文化が流入することによって、
「こんなすごいアメリカに対してなんて馬鹿な戦争をしたんだ」
という思いが無意識に刷り込まれていきます。
世界にとっては、植民地からの独立が一気に加速し、
人種差別のハードルが一気に低くなった時期でもあり、
時代を変えた戦争でもありましたが、
日本にとっては明治時代から積み上げてきたプライドが一瞬にして崩れ去ったのが8月15日(終戦)でした。
もちろん、戦争や軍国主義には反対です。
しかし、八田與一さんが監督された台湾の烏山頭ダムや水崎倫太郎さんが建てたスソン池など、通常の植民地に対しては行わないような公共事業をして、発展させた功績もあります。(詳しくは以下リンクを参照ください。)
それら今まで作ってきた資産や功績も全て放棄しなければいけなくなった。
私だったら死んでも離したくないと思うかもしれません。
その痛んだ心、引き離された心を感じます。
そして、経済に特化してMade in Japan というブランドを作り上げても、
バブル崩壊と為替政策によって、経済の面でもやる気を失った日本。
そして、「ものを得ても幸せになれない」と心に決め、
「所詮会社の為に尽くしても報われない。」
「今あるもので幸せを得よう」
「自分のことだけ、自分と関係のある人のことだけ考えればいい。」
という現在の若者の心にも繋がっています。
ですが、今現在、戦争よりも原爆よりも
悲惨で残酷な状態があります。
自ら攻撃の意思も発してないのに攻撃される
気づいたら攻撃している
共有共感も簡単ではない
それは、今ここにある現実です。
北朝鮮による核爆弾の脅威よりも、仕事、恋愛、将来を気になりませんか?
原因はシンプル、「観点」がわからず「共通土台」が作れないことにあります。
観点の摩擦、衝突によって起こる問題を「観点の問題」と呼んでいますが、
1人1人が持っている観点はまだ未完成です。
実はまだ開発できる、まだ見たことのない世界が広がっています。
観点の問題を超える共通土台を獲得し、
関係性の平和を作りその関係性が広がっていくことで個人の違いから組織、
国の違いまで越える生き方をどんどん広げていきたい。
日本がそれをしていくこと。
もうすでにできる 技術が日本にあります。
日本から、あなたから、目の前の世界をリライズさせていきませんか?
n-tech (認識技術)と出会って迎えた8月。
この8月6日、9日、15日が日本と世界にとって宝になる。
そんな決断をした1日でした。
今日もありがとうございました。