城が溶け込みすぎている街
こんにちは。
先日、彼女と名古屋に行ってきました。
(写真は徳川園)
徳川園や名古屋城、近辺の神社を見てきたんですが、驚いたのは神社の多さ。
調べてみるとなんと、愛知県は日本で一番神社・寺院が多い都道府県だそうです。
神社・寺院が多いというのはどういうことかというと、人口が多いということ。
人口が多い=発展しているということですね。
日本なので、どこにでも城はあるのですが、
名古屋は城が日常に溶け込みすぎています。
大阪は大阪城公園として整備されていてが一城だけ「バーン!」と存在感発揮しています。
名古屋城はというと、周辺をみても、石垣が残っていて、外堀の後を埋めるわけでもなく、間に道を作ってそのまま使っています。
日常生活の中に溶け込みすぎている感じ。
石垣を壊さず、使えるところに建物が建っているせいで
ある意味日常できに見ているから感動少ないよね、と彼女とも話してました。
なんか空虚感があるな〜と。
しかし、歴史でみれば自分なりに納得。(以下私の勝手な妄想です)
愛知ってすごい県です。
織田信長、豊富秀吉、徳川家康。日本の武将で有名な3人は尾張・三河出身。
日本の時代を作った人たちを輩出した地域です。
同時に、彼らが天下を取ったら、関西や関東へ行ってしまった。
それでも、江戸時代は徳川御三家の地域として鼻高々だったにちがいありません。
明治になり天皇が関東に行くことで、さらに遠くなってしまった。
本物をどんどん輩出していった地域でもあるのに、どんどん人が出て行ってしまう。
そんな空虚感もあるのかもしれません。
しかし、トヨタをはじめ愛知にはガラス産業、電気産業でも有名な企業はたくさんあります。
本物を育てる力がある地域です。
本物が登場する日を。日本が世界に羽ばたける産業を。
何かを待ってるのではないでしょうか?
今日もお読みいただきありがとうございました。