哲学者カント。
こんにちは。
最近平日は毎日「令和哲学カフェ(21:00〜22:30)」に参加しています。
今週は「美学」を大テーマに、「哲学」を中テーマに、今日も引き続きカントを題材にしたおはなしでした。
カントは「物自体」を人間は認識できない、と言った方で「コペルニクス的転回」を起こしたと言われています。
実際哲学に触れたことがないと「????」のワードですが。
「コペルニクス的転回」とは、天動説(太陽が地球の周りを回る)から地動説(地球が太陽の周りを回っている)を発見、提案したことのように正反対にひっくり返ることです。
カントの場合はどういうことか、というと
「ものがあるから、その模様形を認識している」ということではなく、
「私たちはそのものを認識できず、私たちの脳の認識能力によって、ものを認識している」ということです。
nTechともとても相性がいいのですが、何がすごいのか、というと
「絶対性はない」ことを哲学分野で初めて提唱された方だということです。
哲学は、真理や世界とは何か、絶対変わらない本質を探究する学問分野ですが、それらが「私たちの認識能力の制限を受ける」ことを科学が未発達の時代に提唱された、ということがカントのすごいところです。
言い換えれば、目の前にいる相手も、ものも、組織も「あなたの認識の影響」を受けていて、「万人に平等なものはない」と言っているということ。
私たちは日常で、「自分の認識が相手に影響を与えている」なんてこれっぽっちも思ってないですが、もし自分のその時点での考え・感情が相手に影響を与えているとしたら...
その結果を変えるには?その仕組みを知るにはどうしたら良いでしょうか?
ぜひ、一度 令和哲学カフェ – 意識をアップデートする にご参加ください。
今日もお読みいただきありがとうございました。