言語とは?言語をどのように語るのか。
こんにちは。
言語とは?
美しい言語になるためには何が必要なのか?
令和哲学カフェにて問いかけがありました。
今回は「言語の美しさ」がテーマなのですが、これがまた深い。
実は言語を考えることにおいて、哲学分野で有名な哲学者はヴィトゲンシュタイン。
彼の有名な言葉である「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」
実は、令和哲学カフェは様々なテーマを通して哲学の融合を起こそうとしており、
今回は語りえぬものについてディスカッションしていたのだと後程気づきました。
語れるものと、語りえないものを令和哲学カフェでは「瓶の中の鳥」のたとえで表現しています。
瓶=人間の認識形式。脳というフィルターを通して世界を認識します。
瓶の外=脳の認識フィルターの外。これはカントのいう物自体。
鳥=瓶を通してみた結果物。認識の対象。
「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」
というのは、人間の認識できない世界は我々が今まで作ってきた言語では語れないのだ、ということを言ってるんですね。
なぜなら、我々が語るのは、瓶の中について。存在を表現する為の言語なんです。
今回の令和哲学カフェでは、「イメージできる範囲を明確にすることを通して、イメージできない範囲を表現することができる」という結論が出ていました。
では、語りえない世界を言語でどのように語るのか?
今日はどのような会になるのか楽しみです。