哲学することの意味、価値
こんばんは。
今日出会った方に
私が大学時代哲学を専攻していたことをお伝えすると、
「哲学ってなんですか?」
「デカルトって何を言ってる人なのですか?」
と聞かれました。
出来るだけシンプルに…
と言われてだいぶ緊張したんですが、
たどり着いたのが、
「哲学とは変わらないものを見つけること」
だということ。
縮めると「真理の探究が哲学」と言えます。
真理=真の理=法則。
条件や環境によっても変わらないものが究極の真理といえます。
もちろん、人に対して、いろんなものに対して、変わらないものを見つけようとしている哲学者もいます。
デカルトも自分も含めて身の回りのものすべて疑って、変わらないものを探したけれど、見つからない。
変わらないものはない、と言いかけた時に、
「その考えを行なっている自分がいることだけは変わりようのない事実だ」
ということことを表現したのが
我思う、故に我あり
という言葉でした。
最新の哲学ではどう教えられているかわからないですが、
私の時は「考える主体である私は絶対に存在する」
という意味で使われていたと思います。
ただ、これは量子力学の観点でみると違った表現になりますね。
ではでは。