nTechと囲碁②
こんばんは。
平井健太です。
年末を利用して、nTechを使った囲碁セッションをされている方の講座を受けています。
将棋やチェス以上にたくさんの手があるということで有名ですね。
ネタバレになってしまうので、深い内容は書けませんが、
囲碁を通して自分の認識画面(観点)が少しづつ見えてきます。
そして、何日か連続で打ってみると、感覚が変わってきます。
私の場合は、相手が打った石に対して反応をするのか。
それとも、全体を俯瞰して一手をうつのか。
ゲームの最終目標が、「より多くの陣地を得る」なので、
本来であれば全体を見た上で目の前の相手の一手、を打ちます。
しかし、
「この人は強いから」
「あの石がどんな展開を見せるんだろう」
と相手が置いたものに気になってしまいます。
そうして、目の前の石を取りたい気持ちが流行ります。
さらに気づいたのは、自分自身が眼の前の戦闘(取ったり取られたり)が好きだと気付きました。
仕事でも、結果的にどうだったかよりも
自分と相手が心情的に納得しているのかが気になったり、打ち負かそうとしたり。
そういった部分が全部出るなと思いました。
さらにその背景には、白黒つけるコミュニケーション文化、
○か×で判断し、小さな○の積み重ねが点数となっていく
現在の学校教育も間違いなく影響していると感じました。
自分がどの立ち位置から物事を判断するのか。
それに沿った囲碁になっているのか。
そのような観点からもみることができて、とても面白い。
昔は武将や偉い人たちが打っていたというのにも納得です。
碁を重ねていくにあたって、「ここ」というポイントが分かるようになりそうです。
それは、仕事でいえば「ここを抑えればOK」というところとも繋がります。
色々なものが出てきます。
nTechも「1つの動きだけがある」ことを通して、
今ここの現実で使える仕組みを提供しているわけですが、
仕組みから見てその通りに動くことができると、今ここが本当に美しく楽しくなるんだなと実感が深まりました。
今日もお読みいただきありがとうございました。