尊厳関係を築くために
こんばんは。
平井健太です。
今日は令和哲学カフェ「尊厳」は実在するのか?それとも道徳的観念なのか?
がテーマでした。
人間は普段、体感覚で生きています。
目で見て、耳で聞いて。
境界線を作っていけてる、いけてない判断します。
一番大事なものはこの体、自分です。
しかし、尊厳になると、この身体も作っている動きそのものの自分と出会います。
尊厳で生きるためには自分が尊厳関係を身につける必要があります。
それは瓶の中の鳥が外に出るように、
この宇宙の外に出ること。感覚の外側に出ること。
厳選的な動きだけがある、そして無から有が生まれる仕組みがわかり、
お互いが知っている世界から自由になれること。
それが尊厳感覚。
尊厳感覚を持った人が2人以上いれば、そこに尊厳関係が生まれ、
尊厳の場が生まれていきます。
一度尊厳に目覚めてしまったら。
初めて目が見えた人のように、それを使わざるを得ません。
使いたくて使いたくてたまらなくなる。
尊厳を破壊されてきた人類の涙がみえる。
コロナウイルス による心の不安、身体の不安、経済の不安。
これらも尊厳破壊による人類の現在地だと思います。
尊厳を身につけ、誰も取り残さない社会、未来を作れるようになった時、
ウイルスからも自由になり、
1人1人との出会いもより深く楽しめるようになるでしょう。
今日もありがとうございました。